アレルギー性鼻炎の治療方法として、最近漢方薬を使った治療を受ける人が増えているそうです。
アレルギー性鼻炎の治療にあたっては、漢方薬と抗ヒスタミン薬などの西洋薬との併用も行われています。
漢方薬は女性の妊娠・授乳期にも比較的安全といわれており、症状を抑える即効性の薬のほか、長く飲み続けて体質を変えて根治をねらうとされる種類の薬もあります。
漢方薬を使ったアレルギー性鼻炎の治療方法のメリットとしては、
1. 病院や一般薬局で売られている、抗アレルギー剤や抗ヒスタミン薬、鼻炎薬などの副作用によくある眠気、けだるさ、口渇はほとんどないため、日常生活への影響がほとんどない。
2. 病院に通う際の手間隙、費用、時間をかけずに花粉症などアレルギー性鼻炎への対策が可能なこと。
3. 蓄膿症/副鼻腔炎など、鼻づまりなども手軽に対策・予防・改善ができる。
4. 煎じなどでなく、錠剤やカプセル剤でいつでも手軽に花粉症などアレルギー性鼻炎対策ができる。
5. 即効性を期待でき、花粉症の時期や、症状の出やすい朝や、症状がでた時でよい。
6. 服用時間を気にしなくて良い。眠る前に服用するだけで朝までぐっすり眠れる。
と、このように書くと花粉症をはじめとしたアレルギー性鼻炎の治療において、漢方薬を使った治療には良いこと尽くめのように聞こえますが、現代医学的にアレルギー性鼻炎への効果が確かめられたものは小青竜湯だけです。
また、多く誤解されているのが、漢方薬なら副作用がないということです。
漢方薬にも副作用はあり、特に小青竜湯や葛根湯に含有されるマオウは、体質または服用量により動悸や血圧上昇などが起こりやすいと言われています。
漢方薬も病院で処方を受ければ保険が利きますが、一般の病院では漢方の専門知識をもった医師はめったにいないので、和漢診療科など、漢方の知識を持った医師のいる病院を探すようにしましょう。
2009年03月10日
2009年03月09日
アレルギー性鼻炎の漢方治療 2 食生活の改善
アレルギー性鼻炎の方は、食生活に偏りがあるといわれています。
アレルギー性鼻炎の方の食事には次のような特徴があります。
1.油物が多い。 (カレー・グラタン・てんぷら・から揚げ)
2.外食が多い
3.洋食・(イタリアンなども含む)が多い。
4.パンが中心の食事である。
5.甘いものが大好きである
6.卵類を沢山食べている、又は大好きである。
7.卵は一日1個から2個以上食べる。
8.おもちやせんべいを沢山食べている。
9.野菜を毎食、赤白緑と食べていない。
10.バランスが悪い。
11.たんぱく質を食べていない。
12.おかずが多く、高たんぱく過ぎる食事をしている
アレルギー性鼻炎の症状を抑えるためには、食生活の改善が必要と言われています。
清涼飲料水やアルコール、タンパク質や脂肪の摂り過ぎは控えて、毎日のメニューにビタミンやミネラルをたっぷり含む野菜などを取り入れ、バランスのよい食事を摂る習慣をつけましょう。
アレルギー性鼻炎の方の食事には次のような特徴があります。
1.油物が多い。 (カレー・グラタン・てんぷら・から揚げ)
2.外食が多い
3.洋食・(イタリアンなども含む)が多い。
4.パンが中心の食事である。
5.甘いものが大好きである
6.卵類を沢山食べている、又は大好きである。
7.卵は一日1個から2個以上食べる。
8.おもちやせんべいを沢山食べている。
9.野菜を毎食、赤白緑と食べていない。
10.バランスが悪い。
11.たんぱく質を食べていない。
12.おかずが多く、高たんぱく過ぎる食事をしている
アレルギー性鼻炎の症状を抑えるためには、食生活の改善が必要と言われています。
清涼飲料水やアルコール、タンパク質や脂肪の摂り過ぎは控えて、毎日のメニューにビタミンやミネラルをたっぷり含む野菜などを取り入れ、バランスのよい食事を摂る習慣をつけましょう。
2009年03月08日
アレルギー性鼻炎における漢方治療の考え方
アレルギー性鼻炎とは、鼻腔粘膜が特定の物質に対して反応を起こし、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、充血などの症状を伴う鼻炎を指します。
漢方で考えるアレルギー性鼻炎は、水毒にあたります。
水毒とは、身体に余分な水分がたまっていたり、体内の水の循環が悪いことを示しており、漢方治療の場合はこの水毒に対する養生は欠かせません。
体内にある余分な水分が花粉などのアレルゲンの刺激によってあふれ出し鼻水、くしゃみ、涙、鼻粘膜のむくみとして現れてきている現象ととらえ、“冷え”“鼻づまり”“熱”と大きく3つに分類されます。
漢方で見立てる体質のひとつに、体内に冷たい水分を過剰にもつ体質というのがありますが、そういう体質の人はアレルギー性鼻炎になりやすいのだそうです。
アレルギー性鼻炎に悩む人は、漢方薬でそういう体質の改善を図ればよいというのが漢方治療の基本的な考え方です。
漢方で考えるアレルギー性鼻炎は、水毒にあたります。
水毒とは、身体に余分な水分がたまっていたり、体内の水の循環が悪いことを示しており、漢方治療の場合はこの水毒に対する養生は欠かせません。
体内にある余分な水分が花粉などのアレルゲンの刺激によってあふれ出し鼻水、くしゃみ、涙、鼻粘膜のむくみとして現れてきている現象ととらえ、“冷え”“鼻づまり”“熱”と大きく3つに分類されます。
漢方で見立てる体質のひとつに、体内に冷たい水分を過剰にもつ体質というのがありますが、そういう体質の人はアレルギー性鼻炎になりやすいのだそうです。
アレルギー性鼻炎に悩む人は、漢方薬でそういう体質の改善を図ればよいというのが漢方治療の基本的な考え方です。
2009年03月07日
アレルギー性鼻炎の症状と漢方薬 1 小青竜湯
アレルギー性鼻炎、特に花粉症の治療によく用いられる漢方薬として、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)があります。
小青竜湯は、中国の神話に出てくる四神のひとつで、東方を守る青竜が由来です。
青竜の青は主薬である麻黄(まおう)の色からきています。
小青竜湯は、半夏(はんげ)、乾姜(かんきょう)、甘草(かんぞう)、桂皮(けいひ)、五味子(ごみし)、細辛(さいしん)、芍薬(しゃくやく)、麻黄(まおう)の8種類の生薬からなり、風邪薬としてよく知られた葛根湯(かっこんとう)と同じく、麻黄、桂皮が中心となって、からだを温め寒気をとり、風邪を発散する漢方薬です。
小青竜湯は、(1)体を温める、(2)水分代謝をよくする、(3)発散作用によってアレルゲン(花粉)を除去する、という3つの働きによって、不快なアレルギー性鼻炎の症状を改善する働きを持っています。
またアレルギー性鼻炎の症状そのものを抑えるだけでなく、細辛、乾姜、五味子、半夏などの生薬の配合によって、冷えたからだに溜まった水分を取り除く作用が加味されることで、花粉症の背景にある冷えや水分代謝を調整し、鼻アレルギーを起こしにくくします。
小青竜湯が特に花粉症(アレルギー性鼻炎)でもくしゃみ、鼻水の治療に適した漢方薬なのはこのためで、実際に小青竜湯が花粉症に有効であるとする報告は無数にあり、使用した人のおよそ6〜7割には有効というデータがあります。
ただ、小青竜湯イコールアレルギー性鼻炎の特効薬というわけではありません。
鼻水に対してはある程度の効果はあるようですが、目のかゆみ、のどの腫れなどには逆効果とも言われています。
アレルギー性鼻炎は人によって症状が異なりますので、漢方薬を選ぶ際にも専門医を通して選ぶようにしたいものです。
小青竜湯は、中国の神話に出てくる四神のひとつで、東方を守る青竜が由来です。
青竜の青は主薬である麻黄(まおう)の色からきています。
小青竜湯は、半夏(はんげ)、乾姜(かんきょう)、甘草(かんぞう)、桂皮(けいひ)、五味子(ごみし)、細辛(さいしん)、芍薬(しゃくやく)、麻黄(まおう)の8種類の生薬からなり、風邪薬としてよく知られた葛根湯(かっこんとう)と同じく、麻黄、桂皮が中心となって、からだを温め寒気をとり、風邪を発散する漢方薬です。
小青竜湯は、(1)体を温める、(2)水分代謝をよくする、(3)発散作用によってアレルゲン(花粉)を除去する、という3つの働きによって、不快なアレルギー性鼻炎の症状を改善する働きを持っています。
またアレルギー性鼻炎の症状そのものを抑えるだけでなく、細辛、乾姜、五味子、半夏などの生薬の配合によって、冷えたからだに溜まった水分を取り除く作用が加味されることで、花粉症の背景にある冷えや水分代謝を調整し、鼻アレルギーを起こしにくくします。
小青竜湯が特に花粉症(アレルギー性鼻炎)でもくしゃみ、鼻水の治療に適した漢方薬なのはこのためで、実際に小青竜湯が花粉症に有効であるとする報告は無数にあり、使用した人のおよそ6〜7割には有効というデータがあります。
ただ、小青竜湯イコールアレルギー性鼻炎の特効薬というわけではありません。
鼻水に対してはある程度の効果はあるようですが、目のかゆみ、のどの腫れなどには逆効果とも言われています。
アレルギー性鼻炎は人によって症状が異なりますので、漢方薬を選ぶ際にも専門医を通して選ぶようにしたいものです。
2009年03月06日
アレルギー性鼻炎の症状と漢方薬 2 葛根湯加川きゅう辛夷
アレルギー性鼻炎(花粉症)の症状に悩む方で、くしゃみや鼻水が一段落しても、鼻づまりの症状がなかなか治らない、という方も多いのではないでしょうか。
アレルギー性鼻炎の方の中には、呼吸をするのもつらいほどの頑固な鼻づまりに悩んでいる人もいます。
このような場合には、冷えを改善するだけでなく、つまっている鼻を通す必要があります。
「葛根湯加川辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)」は、かぜのひきはじめに用いられる葛根湯に、民間薬として鼻炎等によく用いられる辛夷と、血行を良くする作用や鎮痛作用のある川を配合した、日本で創薬された処方(経験処方)で、葛根湯に血行促進作用と「鼻を通す」働きがある2つの生薬(川・辛夷)をプラスしたものであり、「鼻づまり」、「蓄膿症」、「慢性鼻炎」に広く用いられています。
葛根湯加川辛夷は、葛根(かっこん)、麻黄(まおう)、生姜(しょうきょう)、大棗(たいそう)、桂枝(けいし)、芍薬(しゃくやく)、川(せんきゅう)、辛夷(しんい)、甘草(かんぞう)の生薬からなります。
辛夷は歌謡曲でもお馴染みの「コブシ」のつぼみのことで、鼻の通りを良くするにはとてもよく、昔から用いられてきました。
そのほか、おだやかな発汗・発散作用のある桂皮、痛みをやわらげる芍薬などが含まれています。
アレルギー性鼻炎の方の中には、呼吸をするのもつらいほどの頑固な鼻づまりに悩んでいる人もいます。
このような場合には、冷えを改善するだけでなく、つまっている鼻を通す必要があります。
「葛根湯加川辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)」は、かぜのひきはじめに用いられる葛根湯に、民間薬として鼻炎等によく用いられる辛夷と、血行を良くする作用や鎮痛作用のある川を配合した、日本で創薬された処方(経験処方)で、葛根湯に血行促進作用と「鼻を通す」働きがある2つの生薬(川・辛夷)をプラスしたものであり、「鼻づまり」、「蓄膿症」、「慢性鼻炎」に広く用いられています。
葛根湯加川辛夷は、葛根(かっこん)、麻黄(まおう)、生姜(しょうきょう)、大棗(たいそう)、桂枝(けいし)、芍薬(しゃくやく)、川(せんきゅう)、辛夷(しんい)、甘草(かんぞう)の生薬からなります。
辛夷は歌謡曲でもお馴染みの「コブシ」のつぼみのことで、鼻の通りを良くするにはとてもよく、昔から用いられてきました。
そのほか、おだやかな発汗・発散作用のある桂皮、痛みをやわらげる芍薬などが含まれています。
2009年03月05日
アレルギー性鼻炎の症状と漢方薬 3 荊芥連翹湯
荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)は、アレルギー性鼻炎など、アレルギー体質の人の耳・鼻・のど、皮膚疾患に対して、清熱、和血、解毒の作用により諸症状を改善します。
荊芥連翹湯は17種類の生薬からなっており、その主薬である荊芥(けいがい)、連翹(れんぎょう)の両薬草にその名が由来しています。
アレルギー性鼻炎では、サラサラした鼻水から粘り気のある濃い鼻汁に変わる、目が充血する、かゆくなる、口が渇くといった症状が現れることがあります。
このような症状は、体内の水分が熱を帯びて炎症を起こしていることを示しており、こうした“熱”の鼻炎には『荊芥連翹湯』が用いられます。
荊芥連翹湯は特に上半身の炎症を鎮める働きに優れていて、花粉症などの季節性のアレルギー性鼻炎だけでなく、蓄膿症や通年性の慢性鼻炎、さらには扁桃腺炎、にきび などに適用されます。
荊芥連翹湯はまた、花粉症などのアレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎などのアレルギー体質を改善する漢方薬に位置づけられているため、服用が長期間におよぶケースもあります。
荊芥連翹湯は、西洋薬の抗アレルギー剤のように花粉が本格的に飛び交う1〜2ヵ月前から服用する用い方をされているのも荊芥連翹湯の特徴です。
荊芥連翹湯は17種類の生薬からなっており、その主薬である荊芥(けいがい)、連翹(れんぎょう)の両薬草にその名が由来しています。
アレルギー性鼻炎では、サラサラした鼻水から粘り気のある濃い鼻汁に変わる、目が充血する、かゆくなる、口が渇くといった症状が現れることがあります。
このような症状は、体内の水分が熱を帯びて炎症を起こしていることを示しており、こうした“熱”の鼻炎には『荊芥連翹湯』が用いられます。
荊芥連翹湯は特に上半身の炎症を鎮める働きに優れていて、花粉症などの季節性のアレルギー性鼻炎だけでなく、蓄膿症や通年性の慢性鼻炎、さらには扁桃腺炎、にきび などに適用されます。
荊芥連翹湯はまた、花粉症などのアレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎などのアレルギー体質を改善する漢方薬に位置づけられているため、服用が長期間におよぶケースもあります。
荊芥連翹湯は、西洋薬の抗アレルギー剤のように花粉が本格的に飛び交う1〜2ヵ月前から服用する用い方をされているのも荊芥連翹湯の特徴です。
2009年03月04日
アレルギー性鼻炎のメカニズム
アレルギー性鼻炎はどのようにして発症するのでしょうか。
もともと人間の体には免疫という機能が備わっています。
免疫は、体内に異物が入ってくるとその異物を判別し、排除する働きをするもので、人間の体を異物から守ってくれます。
しかし、免疫機能が過剰に働くと、体に害のないような物質でも異物としてみなし、過剰な免疫反応を引き起こすことがあります。
この反応のことをアレルギー反応と呼びます。
アレルギー反応は過敏症反応ともいわれ、生体によってその異物が体内に入ったとき、それに対する反応が過剰に起こりその結果組織にさまざまな障害を引き起こすことです。
アレルギー反応を引き起こす原因物質のことをアレルゲンと言い、その種類は様々で、どのアレルゲンに対してアレルギー反応を示すかは人によって異なります。
アレルゲンだけでなく、生活環境や生活習慣、ストレスなどによる免疫力の低下等もアレルギーの発症に関係があるといわれています。
アレルギーをもつ人が特定のアレルゲンを鼻から吸い込んだとき、それに対抗するための抗体を作り出し、その抗体がアレルゲンと結びつくと、ヒスタミン等の化学物質が出て鼻の粘膜を刺激します。
これがアレルギー性鼻炎を起こす仕組みです。 (治験ドットコム参照)
もともと人間の体には免疫という機能が備わっています。
免疫は、体内に異物が入ってくるとその異物を判別し、排除する働きをするもので、人間の体を異物から守ってくれます。
しかし、免疫機能が過剰に働くと、体に害のないような物質でも異物としてみなし、過剰な免疫反応を引き起こすことがあります。
この反応のことをアレルギー反応と呼びます。
アレルギー反応は過敏症反応ともいわれ、生体によってその異物が体内に入ったとき、それに対する反応が過剰に起こりその結果組織にさまざまな障害を引き起こすことです。
アレルギー反応を引き起こす原因物質のことをアレルゲンと言い、その種類は様々で、どのアレルゲンに対してアレルギー反応を示すかは人によって異なります。
アレルゲンだけでなく、生活環境や生活習慣、ストレスなどによる免疫力の低下等もアレルギーの発症に関係があるといわれています。
アレルギーをもつ人が特定のアレルゲンを鼻から吸い込んだとき、それに対抗するための抗体を作り出し、その抗体がアレルゲンと結びつくと、ヒスタミン等の化学物質が出て鼻の粘膜を刺激します。
これがアレルギー性鼻炎を起こす仕組みです。 (治験ドットコム参照)
アレルギー性鼻炎の症状と漢方薬 4 麻黄湯
麻黄湯(まおうとう)は、麻黄(マオウ)、杏仁(キョウニン)、桂皮(ケイヒ)、甘草(カンゾウ)を成分とし、アレルギー性鼻炎や花粉症にも効果があります。
麻黄湯は、風邪の初期で、頭痛・悪寒・発熱・腰痛・関節痛・咳・喘息などの症状の改善に用いられ、初期のインフルエンザや各種感染症・気管支炎・気管支喘息の発作期・アレルギー性鼻炎の発作期・夜尿症などに応用されます。
麻黄湯は花粉症のアレルギー性鼻炎でも鼻づまりの時に効果的な場合がありますが、麻黄湯は作用が強い方なので屯服的に使用し、長期連用には適しません。
麻黄湯の主成分の麻黄はマオウ科の草麻黄,木賊麻黄の乾燥した茎枝で,色は黄緑色で,わずかににおいがあり,味は渋くてわずかに苦いのが特徴です。
麻黄湯は体力のある人向けで、体力の無い人には用いられません。
麻黄湯は、風邪の初期で、頭痛・悪寒・発熱・腰痛・関節痛・咳・喘息などの症状の改善に用いられ、初期のインフルエンザや各種感染症・気管支炎・気管支喘息の発作期・アレルギー性鼻炎の発作期・夜尿症などに応用されます。
麻黄湯は花粉症のアレルギー性鼻炎でも鼻づまりの時に効果的な場合がありますが、麻黄湯は作用が強い方なので屯服的に使用し、長期連用には適しません。
麻黄湯の主成分の麻黄はマオウ科の草麻黄,木賊麻黄の乾燥した茎枝で,色は黄緑色で,わずかににおいがあり,味は渋くてわずかに苦いのが特徴です。
麻黄湯は体力のある人向けで、体力の無い人には用いられません。
2009年03月03日
アレルギー性鼻炎の症状と漢方薬 5 麻黄附子細辛湯
麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)は、冷えや寒さで症状が悪化する人に適しているとされ、特に疲労感があり、悪寒の強い感冒に用いられてきました。
アレルギー性鼻炎の患者に対しては、麻黄附子細辛湯の投与4週後における判定で55〜80%の患者に有効以上の効果が認められています。
また、同じ研究で、自覚症状に関してはくしゃみ、鼻汁、鼻づまりの3大症状のうち特に鼻づまりに対して改善効果が大きいことが分かっています。
他のアレルギー性鼻炎の症状である下鼻甲介粘膜の腫脹を緩和したり、抗アレルギ剤では効果の出にくいのどの異常感に対しても有効な改善効果が認められています。
特異的減感作療法や種々の抗アレルギー剤によってもアレルギー性鼻炎の症状の改善が認められなかった33名の通年性のアレルギー性鼻炎患者に麻黄附子細辛湯を投与した結果、77.5%で2週後に、84.8%で4週後に鼻閉症状の改善が認められたというデータもあります
(透析百科参照)
また、季節的なアレルギー性鼻炎であるスギ花粉症に対する予防的投与については、花粉が飛散する2〜4週間前に麻黄附子細辛湯を投与することで症状の発現が抑制されることが示されています。
アレルギー性鼻炎の患者に対しては、麻黄附子細辛湯の投与4週後における判定で55〜80%の患者に有効以上の効果が認められています。
また、同じ研究で、自覚症状に関してはくしゃみ、鼻汁、鼻づまりの3大症状のうち特に鼻づまりに対して改善効果が大きいことが分かっています。
他のアレルギー性鼻炎の症状である下鼻甲介粘膜の腫脹を緩和したり、抗アレルギ剤では効果の出にくいのどの異常感に対しても有効な改善効果が認められています。
特異的減感作療法や種々の抗アレルギー剤によってもアレルギー性鼻炎の症状の改善が認められなかった33名の通年性のアレルギー性鼻炎患者に麻黄附子細辛湯を投与した結果、77.5%で2週後に、84.8%で4週後に鼻閉症状の改善が認められたというデータもあります
(透析百科参照)
また、季節的なアレルギー性鼻炎であるスギ花粉症に対する予防的投与については、花粉が飛散する2〜4週間前に麻黄附子細辛湯を投与することで症状の発現が抑制されることが示されています。
2009年03月02日
アレルギー性鼻炎の症状と漢方薬 6 辛夷清肺湯
アレルギー性鼻炎によく使われる漢方薬として、辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)があります。
アレルギー性鼻炎で熱を持つタイプの人の場合、鼻がふさがり、熱感が強く、鼻づまりになることがあります。
辛夷清肺湯は、小青竜湯とともに、花粉症のような一時的な症状の緩和だけでなく、慢性的なアレルギー疾患にも対応できる漢方薬です。
使用したい場合には、必ず漢方の専門家に相談するようにしましょう。
アレルギー性鼻炎で熱を持つタイプの人の場合、鼻がふさがり、熱感が強く、鼻づまりになることがあります。
辛夷清肺湯は、小青竜湯とともに、花粉症のような一時的な症状の緩和だけでなく、慢性的なアレルギー疾患にも対応できる漢方薬です。
使用したい場合には、必ず漢方の専門家に相談するようにしましょう。

